« 友情のあり方 | トップページ | 表参道にて »

2006年11月26日 (日曜日)

きわどい戦いを勝ちきる力

世界バレーのチュニジア戦はフルセットの末日本が大逆転勝利しました。

第1セットを見ていて、それほど大きな力の差はないが、自力ではチュニジアが上かな?という印象を受けました。

その印象そのままに日本は、善戦しつつもあと一歩及ばず2セットを失いました。

この2セットについては、単純に、簡単なプレーの精度、すなわち、とれるサーブをどれだけきれいに拾うか、トスをどれだけ正確に上げられるか、スパイクの判断が正確か、その差が現れたと思いますし、日本がこれから世界上位の常連に落ち着くためには、もっと基礎練習を積まないといけないと思います。

ところが、第3セットからは逆に、日本がわずかな差でポイントを重ね、最終セットに持ち込みます。

流れが変わった原因は色々あると思います。

スーパーエース山本の決定力、ファンの声援、山本につなごうと必死につなぐ各選手の努力、あらゆる要素がプラスに転じた感じがします。

本気で勝とうと思わないと、なかなかきわどい勝負は勝てませんし、人間は、本質的にできるのなら手抜きをしたい動物だと思います。

頑張っても勝てないなら、本気は出さない、頑張って勝てそうなら頑張る、口には出さないけど、誰でも、どんな勝負でも無意識に考えることです。

きわどい勝負ではそれを本気にさせる動機が大事になってきます。

今日の試合の場合、「それほど大きな力の差はないこと」「ファンの大声援」「苦しいところで全部決めてくれるスーパーエースへの信頼」といった点で、日本の選手が惜しみなく全力を尽くした結果だと思います。

逆にチュニジアは最後は弱腰になり、最終セットは大差がつきました。

この差を生み出したのはファンの力が大きいのは間違いないですが、それだけではなく、選手自身の中にもあることを評価すべきと思います。

思えば、4年前のサッカーワールドカップで、チュニジアなどきわどい相手に勝ちきったのも、同じような要員があるでしょうし、今年のワールドカップできわどい勝負をかちきれなかったのも、単純にファンの声援の少ないアウェーだったということだけですまされないでしょう。

スポーツに限らず、人それぞれの仕事でも、苦しい状況をのりこえて、結果を残せるかどうかは、自分の日々の鍛錬のうえに、自分に対する信頼、自分に頑張る勇気を与えてくれる自分の大切な人あってのことだと思います。

自己の鍛錬も、そういう大切な人も一生大事にしていきたいものです。

|

« 友情のあり方 | トップページ | 表参道にて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: きわどい戦いを勝ちきる力:

« 友情のあり方 | トップページ | 表参道にて »