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2006年11月10日 (金曜日)

仏の顔は一度だけ

一般民事事件を取り扱う弁護士事務所の仕事の大きな割合を占めるのが、単純な債務整理事件と軽微な刑事事件です。

いずれも、定型的な処理をして借金をなくす、あるいは執行猶予をとることが最低限の仕事で、若手弁護士でも一人でさくさく進められる事件です。

弁護士業務は忙しく、定型的な処理のできる事件は定型的に処理してしまいがちですが、同じ状況に陥らないようきちんと指導することも大切な仕事だと思います。

初犯の刑事事件では、執行猶予がつくケースが多いですが、執行猶予で安心し、多少時間が経過してまた再犯を犯すケースは少なくないようです。

弁護士や裁判官が法廷で「もう犯罪はしません」と被告人に言わせても簡単に裏切られているのが現状であり、表面上の言葉だけでなく、真に反省させることは弁護士の大切な仕事だと思います。

同様に、破産も原則として1度しかできないことは、弁護士も裁判官も必ず説明することですが、破産した後しばらくしてまた借金をして、今度は」弁護士もどうしようもない、という事件が最近散見されるようになりました。

執行猶予も破産も原則として1回だけ、その最初の1回を勝ち取るのは、普通の弁護士であればそう困難なことではありませんが、2回目はないことをもう少し弁護士がきちんと説明し、依頼者も理解しないととんでもないことになると感じる今日この頃です。

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