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2006年9月15日 (金曜日)

麻原判決確定

オウム真理教の幹部の麻原氏の死刑が確定しました。

通常の裁判確定のプロセスと異なる点がいくつかあったことに注目が集まります。

そもそも事件の発生は私が高校2年のとき。

高校3年の時にはまるでイラクのフセイン発掘作業のようなおおがかりな作業で、麻原氏を発見・逮捕しました。

それから時は流れて、私が大学に入学・司法試験に合格・卒業、司法研修所での実務修習がほぼ終わりそうになった2004年2月にようやく1審判決が出ました。

実に8年以上にわたる裁判でした。

現在行われているホリエモン事件の裁判も従来の調子でやれば、数年かかるところでしたが、公判前整理手続とその後の集中審理手続でかなり早期に解決する見込みとなりましたが、麻原事件については証人数も相当あったと思われますので、公判前整理手続を駆使しても2年近くかかったのではないかと推測されますし、裁判所のキャパシティを超越してしまう可能性もあったのではないかと思います。

そのキャパシティの問題が控訴審で弁護側に破綻をもたらし、控訴趣意書の提出不能によって上級審は、報道される限りではあっさり解決しました。

控訴趣意書がきちんと提出されていれば、さらに数人の証人尋問が行われ、あと数年裁判が継続していたと思います。

このような凶悪案件が二度とおきないことを祈るばかりですが、もし同様の事件が再発した場合、裁判所や検察官・弁護人は公判前整理手続を利用した超速処理に対応できるのか、疑問を一石投じたかたちで終結したのではないかと感じます。

そのような事態にならないためにも、法曹はきちんと日々研鑽努力し、自分を磨き続けないといけないと感じます。

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