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2006年5月25日 (木曜日)

映画「デス・ノート」公開前から海外でも大人気

週間少年ジャンプで連載されていた人気漫画「デス・ノート」の映画が今年6月公開されますが、この映画、公開前から早くも海外の業者からオファーが殺到しているようです。

ノートに名前を書いただけで人が死亡する、死神が管理している、という非現実的な点を除けば、基本的には現実の捜査機関対知能犯の駆け引きが繰り広げられるこの漫画は、キャラクター人気偏重の近時の漫画には珍しい、次回を読むのが楽しみで仕方のない人気漫画でした。

主人公・月は優等生の仮面をかぶった洗練された「悪」で、そこまでやるか、という悪の究極っぷりに多くの読者が魅了されました。

相主人公のLは、一見間抜けな能なしですが、その純粋かつ真っ直ぐな正義と、ほとんど飛躍のないわかりやすく丁寧な論理の組み立てと犯人の推理・追い込みで、捜査機関の堅苦しいイメージを払拭し、愛嬌あるキャラクターとしてやはり人気がありました。

そんな私は、Lのように純粋かつ真っ直ぐに正義を追及する弁護士になりたいと思いつつ、知人には「お前は月やで、優等生のふりして陰でいらんことしていると疑われやすいタイプやからな」と言われ、ショックを感じたこともありました。

今回映画化される第一部は私も関心を持ってストーリーを追った話で、最後は悪(=月)が負けるだろうなと思い、Lを応援しつつも、話の流れ的には月の勝ちかな、とも思い、最後までどちらが勝つかハラハラしながら楽しんで読んでいました。

映画で始めて観る方のために、ネタバレは避けたいと思いますので、結果はここでは書きませんが、第1部に感銘を受けすぎたせいか、第2部は非常に退屈な内容だったと感じました。

月対Lの敗者の代役が現れて新たな戦いが始まりますが、この代役に魅力が乏しいことと、無理矢理この代役に勝たせた強引なシナリオに問題があった気がします。

とはいえ、この映画がここまで海外で人気があるのも、原作自体が既に海外でも大ヒットしていることの何よりの証左でしょう。

キャラクターの人気だけに頼った低レベルな漫画には辟易しますが、デス・ノートみたいな、優良漫画が今後もどんどん描かれ、日本の良き文化として、世界に伝わっていけばいいなと思います。

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