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2006年5月10日 (水曜日)

弁護士の仕事

今日は東京弁護士会で、弁護士の職務の在り方について考えさせられる事件がいくつかあったようです。

まずは、弁護士がなんと依頼者に配分すべき遺産6500万円を着服してしまい、そのうち1200万円しか返還していないという非常にショッキングなニュースです。

弁護士による預かり金の横領事件は意外に多数発生しているようですが、ここまで巨額となっては非常に社会への影響が大きくなるのではないかと思います。

この弁護士は当然のことながら除名扱いとなりましたが、被害者からの告訴も未だなされず、結果的に5000万円以上の費消得ということになれば、社会の規律を維持すべき弁護士によって社会の規律が攪乱されることこのうえない結果となってしまいます。

この弁護士には、弁護士であったことについて、最後まで責任を持ってこの事件の落とし前をつけてほしいと思います。

これに対し、注目のホリエモン事件の弁護人は、今日行われた第1回公判前整理手続において、同事件の争点を、認識・共謀・不正な目的の有無の3つにしぼり、事件解決に向けた意見をまとめて提示しています。

複雑な経済事犯であることや、長期間も勾留の後、保釈されてまだ間がないことなど、容易に意見をまとめられない事情は多々存在しましたが、公判前整理手続の趣旨を理解し、それに沿った指針をきっちりと期日に間に合わせてきたことには、非常に凄いことだと感じます。

弁護士も人間ですが、踏み外してはならない社会のルールから簡単に脱落する者から、社会のルールを遵守し、適切な法適用の結果を貪欲に追い求める者までピンキリです。

これらの事件をしっかりと理解し、後者を目指して頑張っていきたいと思います。

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