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2006年4月 9日 (日曜日)

勝ち試合を勝ちきる力

阪神の金本選手が連続フル出場試合の世界新記録を達成しました。

プロの世界は結果を残さないと起用してもらえない、そういうわけでまずコンスタントに成績を残してきた点が凄いのですが、それ以上に私が注目した点があります。

コンスタントに成績を残し、チームに不可欠となっている選手はどのチームにもいますが、ここまでの連続フル出場が他の選手にできないのは、怪我や体調不良といったアクシデントの他に、勝ち試合の際に、守備堅めの控え選手と交代するかどうかがポイントとなってきます。

コンスタントに成績を残すために、余計なところに神経を使いたくない、勝利の決まった試合の終盤は控え選手に任せて、次の試合に向けて調整したい、というのはプロ選手として当然に抱く思いでしょう。

そういうわけで、負け試合や、拮抗した試合ではフル出場するものの、勝ちの決まった試合で退くことが連続フル出場を阻む大きなポイントとなっていると思います。

金本選手は、このように、勝ちの決まった試合でも最後まで手を抜かずに試合に出場し続け、同時に結果を残し続けたのですから、この記録が実に偉大なものであるかは、言葉で表す術はないと思います。

話は変わりますが、今日の昼に、NHKの囲碁の対局を観戦していましたが、ほぼ勝利を手中に収め、あと数手で終了というところで、優勢だった黒番の棋士が、普通ありえないようなとんでもない失着を犯し、苦労して築き上げてきた黒地と石の形を最後の最後で自ら崩壊させてしまった珍しい光景を目にしました。

見ている側としては「こんな結末あるんや~」と腹を抱えて笑えるものでしたが、このような、勝利目前で、この対局で一から苦心して築き上げてきたものを崩壊させるような基本的なミスをするのがプロのあり方とは到底思えません。

プロとして仕事をするうえで、勝てる試合をきっちり勝ちきることは基本であり、これを間違いなくこなせる力こそまず基本に据えないといけないと感じさせる2つの試合でした。

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