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2006年3月10日 (金曜日)

愛と虚像

夫にインスリンを飲ませて殺人未遂の疑いをもたれている人の話をニュースで知りました。

この人は過去にも夫に熱湯をかけて傷害事件に問われたこともあるようです。

この事件に関わらず最近、親が子供を虐待して死亡させた、子供が親を逆恨みして殺した、交際相手を殺した、といった家族ないしはそれに準じた者の間での殺人事件が多いようにも思います。

自分の親や子供、パートナーは家族愛・親子愛・異性愛という固い絆で結ばれているはずなのに、これが殺人という最悪の結末で終わるのはとても悲しいことです。

愛が深いからこそ、それを裏切られたときの怒りもまた、一層激しいものなのかもしれません。

しかし、報道されたものを見聞する限りでは、もとより愛とよべる代物は存在せず、ただ自分にとって利用価値があるかどうかでしか、相手を見ていないのでは?という事件もちらほら目にします。

自分にとって利用価値のある人には媚び、利用価値のない人は無視し、自分に害をなす人は排除する。こういう考えをしているとしか考えられない被疑者が多数います。

これでは動物と変わりありません。人間に与えられた感情という大事な機能を使いこなせていない人は非常に不幸な人生を送っているな、と思います。

誰かを愛するということは、自分にとって価値があるかどうかで把握するものではないですし、家族にしても恋人にしても偶然出会ったなかで、どれだけその偶然を大切にできるか、それが大事だと思います。

人は皆異なるものですから、当然どんな人にも自分にとって有益な部分と無益・有害な部分とがあると思います。しかし、こういう観点で人を見ていたら人とのつきあいもうわべだけの、浅はかなものになってしまいそうです。

どんな時でも相手を信頼し、どんなときでも相手に信頼されて、お互いを高めあい、幸せを追求していく、そういう関係こそが愛のかたちではないでしょうか?

愛する人に冷たくされたり、思うような態度をとってもらえなかったときの寂しさは非常に辛いものがありますが、そういうときこそ、相手を信頼し、愛を一層深めて行こうと努力することこそが、本当に幸せになる道だと思います。

自分にとって利益か有害かどうかでしか周りの人を見ることのできない人は、非常に淡泊な、幸薄い人生を送るのだろうと考えると、かわいそうな人だなと感じます。

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コメント

確かにおっしゃること、ごもっとも

でも、でもでも・・・って、どこか気になるんです

「これでは動物と変わりありません」
きっとココだと思うのです

そういう矛盾抱えてるのが人間じゃないのかな・・・って

つい絡んでしまいました
申し訳ありません

投稿: I | 2006年3月11日 (土曜日) 02時40分

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