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2006年3月31日 (金曜日)

球数制限

WBCで球数制限がクローズアップされましたが、プロ野球や高校野球も、ルール上は存在しない球数制限を考えながら観戦すると、いつもとは違った側面が見え隠れします。

テレビ中継の場合、大体6回から7回に、先発投手の球数が100球に達し、画面にテロップが流れ、「○○投手これでちょうど100球目になります」「そろそろ球威も落ちてきていますし、この回まででしょうかねぇ」という会話が流れます。

今日行われたプロ野球6試合のほとんどの先発投手は5回で大体80球。6,7回で100球というところでした。

こう考えると、WBCの球数制限は一見してたいしたことがなさそうで、実は非常に厳しい制限だったことがわかります。

日本の野球は先発ができるところまで投げ、できれば完投してほしい、つかまりかけたことで、中継ぎ抑えとつないで勝つという野球ですので、先発がせいぜい5回までしか投げられない球数制限のもとでは、投手のやりくり、準備には混乱があってもおかしくはありませんでした。

これに対して、メジャーでは、先発は5,6回くらいまで試合の流れを作ってくれればよく、完投は滅多に臨まない代わりに、短いローテンションでガンガン投げさせるという野球のなので、球数制限はあまり大きな制限ではなかったかもしれません。

ところで、熱戦続く高校野球で、将来有望な投手の肩を守るために、3連投禁止ルールや球数制限をルールに盛り込むべきだとの声も聞こえてきます。

確かに、理屈としてはもっともなのですが、高校球児の夢をそういった抽象的な目的による形式的なルールで縛るのは困難であり、妥当でないと考えられます。

松坂投手は、準々決勝でPL学園相手に延長17回を投げ抜いた翌日、先発を回避しましたが、この点は指導者がきちっと選手の状態を管理し、所属選手の全体的な底上げを常に考え、選手起用において最善を尽くすことで、対応すべきなのでしょう。

セリーグも開幕し、いよいよ本格的に野球のシーズンが始まります。

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